結婚生活の問題点:
家庭内の役割
結婚した女性は専業主婦になることが当たり前であった時には、“夫が稼ぎ、妻が家事・子育てをするもの”という認識が強くありました。これは、夫にとって稼ぐことが仕事であったのに対して、妻の仕事は家事と子育てとして認識されていた為だと思われます。
今日では共働きも当たり前となっていますが、“夫が稼ぎ、妻が家事・子育てをするもの”という認識が強く残っていることによって結婚生活に問題が生じる場合があります。
問題が起こる場合の一番の問題点は、夫の認識です。
今日のように共働きがあたり前となった状況になっても、依然として妻を専業主婦のように扱い、“家事や子育ては妻が行うもの”という認識が問題を起こす原因になっています。
たとえ共働きでも、妻自身が“家事や子育ては妻が行うもの”として認識し、その事に対してストレスも感じない人であれば、問題とならないかもしれません。
しかし、妻も夫と同様に仕事をする事で、疲れたりストレスを抱えたりします。
そのような状況で、夫だけが帰宅後にくつろぎ、妻が仕事をした上に家事も行うということは、その分、疲れもしますしストレスも溜まります。
また、共働きの状況で夫が家事をやらないということは、妻に対する配慮の欠如を意味し、そのことによって妻は、夫の愛情を感じられなくなってしまう危険性があります。
結婚とは、家族で生活を作り上げていくことです。夫は“生活費を稼ぐ”という大切な役目はありますが、共働きの場合は、その役割を妻に手伝ってもらっているのと同じ状態です。
しかし、夫は自分の役目を手伝ってもらっているのに対して、妻の役割(家事や子育て)を手伝わないというのは、結婚生活を放棄していると言うことになってしまいます。
家事や子育ても大切な結婚生活の一部として認識し、分担して行うことで、無意味なストレスを抱えることのない幸せな結婚生活を送ることに大きく効果があります。
また、妻が専業主婦である場合においても、夫が家事をすることは結婚生活を充実させることに大きな効果があります。
妻の役割である家事を夫が手伝う事で、妻は夫を感謝して尊重出来るようになるきっかけになります。
さらに、妻は夫が家事を手伝う姿に“色気”を感じるという話があります。この事を裏付ける研究報告として、夫が家事を手伝う家庭では、夫婦の性生活に満足している妻が多くいるそうです。
つまり、夫が家事の手伝いをするということで、より充実した結婚生活を遅れるようになる可能性が高いという事を示していると思われます。